飲酒と肥満との関係

アルコール自体は中性脂肪を合成する材料ではありませんが、どうしてお酒を良く飲む人にお腹の出ている人が多いのでしょうか?
〝ビール腹〟・・その原因は?

実はアルコールは中性脂肪を合成する直接の原材料ではありませんが、案外エネルギーは高くアルコール1gで7kcalと言われています。そして、糖質や脂質よりも最初にエネルギーとして使用します。

一部は熱として放出されますが飲みすぎると糖質や脂質の出番が無くなり、余った糖質、脂質により脂肪合成される事になります。そして、アルコールには食欲増進作用が有りお酒のアテが進みます。そしてアルコールには唐揚げ等の高脂質食品が合う事も有り、そして、アルコールを摂ると体から水分が抜ける為に塩からい物がほしくなり、帰りにラーメン屋という事になりがちです。つまり、アルコールは肥満の主犯と言うより共犯者なのです。