死んでもいいからダイエット!?

●男性と女性のダイエット意識

私たち日本肥満予防健康協会は肥満やダイエットの教育団体ですが、数多くの会員のいる中、ほぼ95%が女性で男性はわずか5%なのです。いかに男性が肥満やダイエットに意識や興味がないかと言うところが、よくわかると思います。それが、実際の数字として現れてきているのです。

●メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

日本では2005年の4月に、この基準ができました。またその後、「肥満性」と言う概念が更にに追加され「治療を要する病気」と言う考えの下、出来る限り内臓脂肪型肥満の方々の改善を、意識的に行う運動が展開されています。しかしながらその結果は、大きな成果を見ていないのが現実です。40歳以上の成人男性は、これに該当する人は約50%、そして女性は20%と、言われています。

●男性と女性の意識の違い

ダイエットに関しては女性は非常に意識が高く、スリムなボディーメイクで見ても格好が良い美的意識が強く関与するのに比べて、男性の方は少々太っていてもまたお腹が出ていても、あまり気にしない傾向にあります。それが以下の数字に表れています。

●過去30年間の肥満者の増減は?

男性・40%以上肥満増加
女性・10%減少

………女性はやっぱりダイエットに関して気合が違う………

●気合が違う

男性は病院のドクターにやかましく言われて、もう少し体重を下げないと大変なことになりますよ!がんばって体重を下げれば血圧も下がると思いますよ!・・などなど。

男性ーー死なないようにダイエット
女性ーー死んでもいいからダイエット

・・・気合が違う!・・・

●ダイエットに200%が必要

私は常々、ダイエットには200%が必要です、と言ってきました。100%は本当に正しいダイエットをするかどうか?有効性、安全性、継続性、この3つが完璧にクリアできているかどうか。

そして残りの100%は・・・・あなたの気持ち!