玄米は、毒か栄養か?

完全栄養食だと言われてい る玄米。
しかし、 食べ方を間違 えると毒になることはご存知 ですか?
玄米 の構造 は、

「胚芽」に 66 %、「糠層」に 29 %の栄養が詰まっていす

白米は、玄から「胚芽」と糠層を取り除いたものなので、白米栄養は 5%しかありません。
「白米」という漢字は、左右を逆にすると「粕」カス。 。
胚芽から 以下の写真のように芽が出ます。


つまり、胚芽に命の源となるパワーが詰っているわけです。

玄米は白米と比べてビタミン・ミネラル・食物繊維なども多く含んでいて、食物繊維は約6倍もあります。
さて、ここまでいい事ばかりをお伝えしてきたが、 玄米には注意点があります。
それは、玄米に含まる「アブシジン酸」と「フィチン酸」です。

簡単にご説明すると、アブシジン酸は私たちの細胞の中にあるミトコンドリアを攻撃してしまう、フィチン酸はミネラルの吸収阻害を起こす、というように言われています。

なんてことでしょう。。。(´;ω;`)ウゥゥ
と、悲しむことはありません(笑)

このアブシジン酸とフィチン酸を取り除く方法があります。
それは、玄米を発芽させること。

玄米を水に浸して0.5~1mmほど発芽させると「発芽玄米」になります。

発芽玄米は発芽の際に酵素が働き栄養素と旨味が増えます。
特に、GABA(ギャバ)といわれるガンマ-アミノ酪酸(アミノ酸の一種)は発芽玄米になる事によりさらに増えます。

GABAは、
●脳細胞の代謝機能アップ
●ストレス軽減
●安眠効果
●血圧を下げる
●中性脂肪を減らす
など、とても嬉しい働きをしてくれます。

玄米を毒にするか、素晴らしい栄養とするか、それはアブシジン酸とフィチン酸を取り除けるかどうかにかかっています。
発芽玄米として美味しい玄米を炊くにはいくつかの注意点がありますが、それはまた別の機会に。

ライター:ウエルネス&ビューティー・コーチKIYOKO