米ぬか美肌成分

■米ぬか美肌成分
《化粧品成分用語集より》

●スクワレン

肌化粧品に使用されており特に高級化粧品には欠かせない原料の1つでもある。肌をしっとりさせる。

●食物ステロール
植物油脂から抽出していたステロールで乾燥から皮膚を保護する基礎化粧品や頭髪用化粧品に使用される。

●γアミノ酪酸
皮膚組織の増殖力・修復力・水分保持力を高める働きがある。皮膚細胞にエネルギーが不足すると、増殖力・修復力・水分保持力が低下し、健康な細胞が作られなくなり、皮膚弾力の低下やシワ発生等の老化現象が現れる。細胞のエネルギーは、ミトコンドリアがつかさどっており、γアミノ酪酸はミトコンドリアの、エネルギー産生の働きを盛んにする成分として注目されている。

●セラミド
顆粒細胞から角質細胞になる直前に、細胞外に分泌され、コレステロール・遊離脂肪酸とともに角質細胞間脂質を形成する。
細胞の老化を制御する働きがある。皮膚でのセラミドの合成を促進し、抗炎症効効果・酸化効果・抗菌剤として働くことが知られています。皮膚の弾力性や細胞間の結合性改善作用があり、老化した肌や、乾燥向けのスキンケア製品に使用される。

●レシチン
燐脂質に属し・脂肪酸・グリセリン・リン酸・コリンからなる物質である。
保湿素材をはじめ有効成分や植物エキスなどを皮膚に浸透させやすくするのに活用されています。

●イノシトール
ビタミンB群の1種で、化粧品には脱毛予防効果と皮膚病予防治療効果を利用して、頭髪製品あるいは、クリーム・乳液・化粧水などに用いられる。

●トコトリエノール
強力な抗酸化作用を有することから、スーパービタミンEと呼ばれ、化粧品ではコエンザイムQ10などとともに、老化予防のクリームなどに配合される

●ガンマオリザノール
成長促進作用、性腺刺激作用、卵胞ホルモン様作用、があるといわれる。皮膚表面の血行を良くし、肌荒れ・小じわ・ニキビ・などに効果があり、化粧品には、クリーム・乳液などの基礎化粧品に用いられるが、配合量上限が定められている。

●フィチン酸
クリーム乳液などのエマルションに配合すると酸化防止作用を示す。

●フェルラ酸
紫外線吸収酸・老化防止機能が認められ、美白剤、サンスクリーン剤として化粧品にも使用されている。

■化粧品成分用語集には以上のように記載されています。米ぬかに、こんなに多くの美容美肌成分が含まれている事は驚きですね。そして米ぬかから抽出した成分が化粧品に使用されています。そういえば「米ぬか化粧品」と言う名前も耳にしたことがありますね。よく考えてみれば、私たち日本人は米ぬかを美肌のために使用してきた歴史があります。

米ぬか!・・・美肌スーパースター!