カリスマダイエット2つの禁止事項

■第1「21時以降の食事をしない」
夜遅ければ遅いほど太りやすくなるのは周知の事実ですが、その主な原因は2つ。
1つは、食後の活動量が少ないため副交感神経が優位になり、食べたものが体脂肪として蓄積されやすいこと。
もう1つは、脂肪細胞に脂肪をためこむ働きのあるたんぱく質(BMAL-1)が、日中よりも夜(特に22時から02時)最大に活発に活動することがわかっています。(ちなみに昼12時頃は分泌量ゼロ)

これらを考慮すると、同じものを食べても体脂肪として体に蓄積される量は夜の方が多いということです。社会人になると帰宅が遅くなったり、お付き合いの席が増えて夜遅い食事の回数も増えてきます。
ストイックに頑張れるのなら、果物や糖質の多い野菜(イモ類、かぼちゃ、にんじん、トマトなど)、ソースやケチャップ、砂糖で味付けしている煮物など糖質の多い調味料も避けて夜のみ糖質制限食を取り入れるのも良いですよ。

■第2「主食の2重摂取はし無い」
主食の2重摂取とは、《糖質+糖質》で、1回の食事でパンとご飯、ご飯と麺類、というように主食を2種類以上食べることです。コンビニで朝食用に「サンドイッチとおにぎり」を選んでいたり、昼食に「天丼とそばのセット」を、夕食に「パスタとパン」を注文していたり……。これらが主食の2重摂取に当てはまります。
頻繁に主食を2重摂取している人は、空腹の時間を長く空けすぎないように気を付け、主食ではなくおかずのボリュームで満腹感を出せるような定食スタイルの食事を選ぶようにしましょう。