活性酸素を減らすための「7つの生活習慣」

●食生活を見直す
食べ物からは3大栄養素をバランスよく摂取する。過剰な栄養素や不足栄養素は活性酸素発生の原因にもなります。そして、食べ物中には活性酸素の働きを抑えるさまざまな抗酸化成分が含まれています。特に野菜・果物・海藻・キノコ、そして未精製穀物の玄米は、抗酸化ビタミン抗酸化ミネラルを多く含み、抗酸化力を持つファイトケミカルなどを摂取することができる。

●白米から玄米食へ
お米は、私たち日本人にとって主食なので、毎日誰もが食べています。この毎日食べている主食のお米を、白米から玄米に変えましょう。玄米の中には、抗酸化栄養素がたくさん含まれています。そして栄養素以外にも、強い抗酸化力を持つ機能性成分も多く含まれていることが確認されています。(IP-6、ガンマオリザノール、フェルラ酸、トコトリエノール、フィトステロール、イノシトール、等)

●ストレッチ運動をする
激しい運動をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を促します。反対にストレッチ運動は体内の抗酸化酵素を活性化し、唯一運動の中でも還元運動と言われています。(大阪大学名誉教授・医学博士・大山義徳先生の大山式メディカルストレッチ。→http://www.himanyobou.jp)

●タバコを控える
タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。血液中に入ると、動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因ともなります。

●アルコールをとり過ぎない
肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。飲む量の多い人、アルコールに弱い人は、とくに注意が必要です。

●ストレスをためない
ストレスが全て体に悪いわけではないが、強いストレスを継続的に受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生すると言われています。これを繰り返すことで、酸化が促進されます。

●紫外線をさける
紫外線に当たると、皮膚細胞でも強力な一重項酸素と言われる活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。日傘や紫外線対策をされた化粧品をつける、日差しのきつい時などは、日光に長時間当たらないなどの紫外線対策が必要です。

以上のような生活習慣が活性酸素を減らすことには重要だと思われますが、何か1つだけすれば全てが解決するものではありません。食生活や運動そしてメンタルヘルス、さらには日常の生活習慣を少し意識的に変えてみませんか?