血圧はつねに変化している

高血圧かどうかの判定は、病院で医師による血圧測定を複数回実施し、おおむね最高140以上、最低90以上の数値が測定されれば高血圧症と判定され、治療が必要になります。

なぜ複数回の測定が必要かといえば、血圧は状況によって変動しやすい性質を持っているため、昼と夜、夏と冬、運動前と後などによって、血圧はつねに上下しています。1日の中でも、食事、排便・排尿、飲酒、喫煙、運動、入浴などの前後で、さまざまに変化します。

したがって、何回か測ることで、その平均を見ることが重要。1回測っただけで、「高い」、「低い」といって一喜一憂しても意味がありません。学校や会社、地域などでの健康診断を定期的に受け、さらに家庭での血圧測定を実行すれば、高血圧(あるいはその予備軍段階)の早期発見も可能になります。もっともいけないことは、自覚症状がないのをよいことに放置しておき、高血圧を進行させるだけでなく、その合併症状まで引き起こしてしまうことです。