日本食は低カロリー健康食の優等生

■日本食は低カロリー健康食の優等生。
《パリだけで、200店も日本食レストランが有る!?》

●日本食の基本、一汁、一飯、主菜、副菜がダイエット食の基本。
日本食はヘルシー、低カロリーというイメージで海外でも大変な人気です。ただ海外で人気になっている日本食は、焼き鳥、すき焼き、焼肉も混同していて本来の日本食とは言えないように思えます。私が言いたい日本食は、一汁、一飯、主菜、副菜、香の物の日本食のことです。これが最高のダイエット食となるのです。

日本食にも欠点はある。そこに新しい工夫を加えオリジナル最強メニュー
この日本食にも欠点があります。それは塩分が高いこととカルシウムが不足しがちなところです。それをうまく補うことによりバランスの取れた最高の低カロリー固形食、言い替えれば最強のダイエット食になりえると考えています。

●ポイントは以下の通りーー《1 汁、1飯、3菜》

▼《1飯》まず主食のご飯ですが、玄米ご飯や雑穀を入れたご飯に変えます。これらには食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含んでいますし血糖値の上昇も緩やかなのでダイエットに適しています。

▼《1汁》汁ですが朝は牛乳がいいでしょう。カルシウム分を補給します。又味噌汁は塩分控えめで具は少なめに、そして主菜では良質のたんぱく質もしっかり摂るようにします。動物性のたんぱく質を摂りすぎると同時に動物性の脂肪も摂取することになるのでバランスを考えて摂るようにします。

▼《主菜》は蛋白源済ですが、できれば魚がいいですね。魚が持っている油(DHA・EPA )・・魚の油がLDLコレステロールを低下させ、HDLコレステロールを上昇させる効果があり、また中性脂肪を下げる効果も持っています。そして植物性タンパク質の大豆食品を忘れることができません。日本食の中には豆腐・納豆・豆乳・等・・大豆に含まれるイソフラボンには抗肥満効果もあることも嬉しい。

▼《副菜》は、とにかく野菜サラダをドカッと食べちゃえば満腹でもダイエット。温野菜も半分ぐらいの割合で食べるようにしましょう。生野菜だけだとビタミンミネラル等の栄養素の摂取が不足しがちです。
海草類、キノコ類のメニューをイロイロと創作してみると食卓も楽しくなる。日本にはコンニャク、寒天、海草、キノコなど超低カロリー固形食が豊富です。これでうまくボリュームアップして、ダイエット食が出来上がりです。ダイエットといえば減食というイメージがどうしても付きまといますが、日本食こそが減食をしなくてすむダイエット食になり得るのです。

▼《副副菜》極めつけは副副菜(香の物)漬物は塩分が高いのでその代わりに、酢の物は健康的ですね。そして一食約500キロカロリーぐらいにします。特に淡色野菜は低カロリーで計算しなくても良いくらいです。

●伝統的な日本食を定食の形で食べる限りでは一色1000キロカロリーを超える事はありません。しかし最近外食で食事をすると、天ぷらや揚げ物が必ず入っていて油を使用することによって高カロリーになっています。

某有名なカツ丼チェーン店の「カツ丼定食」が2000キロカロリーを超えている。あるスーパーで販売していた「マーガリンパン」は、600キロカロリー。

危険がいっぱいですね!