良く噛む!これって凄い!

●口に入れたら20回、“カムカム”には多様なメリット。
よく噛むことで食事も美味しく、唾液の働きが十二分に活用され肥満防止に効果ありの、いいことづくし。
噛むことで歯にも、胃にも、脳にも、良い事だらけ。他にもこんな良い事があります。良く噛むことで歯の健康につながり、調子が悪かった胃腸も調子がよくなり、さらに言葉や、味覚や、脳の発達につながると言われているのです。

●早食い!これがおいしい。という誤認。

早食いが肥満につながる事はよく知られています。早食いをなくすには良く噛む事が大切ですし、口に入れば二十回以上噛むようにすることも多くの人は知っています。でもなかなかこれが出来ない。
それは早食い習慣のついている人は早く食べないと美味しくないのです。習慣は貴方にそのような妄想的暗示をかけています。
そう、ゆっくり良く噛んで食べたほうが美味しいはずなのです。

●早食い改善、これしかない!

ここに一つの法則があります。人間は500回以上同じ動きをすれば反射的に体が動くそうです。反射神経が働くのです。
早食いの改善は一ヶ月ぐらいの噛む習慣づけが必要。

●早食い改善には努力が必要!
早食いの人がゆっくり味わって食べるように、行動変容することは非常に難しいことですが心配ありません。そうですね、体が覚えるまで少なくとも約一ヶ月は口に入れて数を20回数えてから飲み込んでください。それと箸は、毎回箸置きに置くようにします。早食いの人は口に入れて数回噛んですぐ箸が動いています。

●体が覚えればもうこっちのもの!
いずれにせよ体に覚えさせるまでの辛抱なのです。貴方は良く噛むことによって、新たな味覚の発見をすることでしょう。もちろん肥満にも効果があることは言うまでもありません。

●食べる時ぐらいゆっくり落ち着いて

毎日頭の中は数多くの情報でもう爆発しそう!!現在人が抱えている多くのストレスは情報型の社会で、常にその処理を頭の中でこなして、交感神経がフル活動しています。食べると言う行動は、副交感神経が優位に働く行動です。現代はとかくスピードの時代ですが、食事くらいはちょっとスイッチを変えてみましょう。ゆっくりと良く噛んで味わいながら楽しい食事をしたいものです。